診療案内 Medical
歯科
3歳以上の犬・猫の80%以上が歯周病を患っています
"デンタルケアの大切さ"を理解されている飼い主様でも、様々な理由から実施にいたっていない方やケアが不足しているケースが非常に多いです。そのため歯周病になってしまい気付かれずに進行してしまう犬や猫が多くいます。
動物病院に来院されるときには、すでに歯周病が重症化しているということを防ぐためにも、普段からのケアと早めの治療がとても大切です。
歯科の疾患は、口以外にも心臓・肝臓・腎臓・骨や関節など、全身的に悪影響を与えるといわれています。そういった様々な病気予防の観点からも、当院ではデンタルケアを積極的におすすめしています。
循環器
せきをする、呼吸が早い、苦しそう、疲れやすいなどの症状は心臓の病気かもしれません
犬の心臓の疾患で多いとされる僧帽弁閉鎖不全症や猫で多いとされる心筋症など様々な心臓病の治療に対応しております。
心臓病は基本的に進行する病気です。そのため早期発見、早期治療が健康寿命をのばすことに非常に重要です。
呼吸器
咳をよくしている場合は注意が必要です。
咳、くしゃみ、むせる、いびき、苦しそう、ガーガーとガチョウのような声など呼吸器症状には色々なものがあり、場合によっては命に関わるケースもあります。
消化器
吐いたり下痢したりといった症状は大きな病気の初期のサインかもしれません。
口から摂取された食べ物は食道、胃、十二指腸、空調、回腸、結腸、直腸を通過して肛門へと便として排泄されます。本院では胃腸などの消化管だけでなく胆嚢や肝臓、膵臓などを含めた消化器疾患の精査・治療を行なっています。
消化器疾患ではさまざまな症状が認められ、特徴的な症状がないことも多いため、その鑑別が重要となります。
検査は注意深い問診や身体検査に始まり、血液検査や糞便検査、画像X線検査、超音波検査などを実施します。消化管内を正確に評価するには全身麻酔下での内視鏡検査が必要となります。診断に応じて最適な内科治療、または再建術を含めた外科治療を実施しています。
泌尿器
犬猫において腎機能障害は高齢になるとリスクが上がります。
特に猫では15歳を超えると30%以上が腎機能障害を発症すると言われています。
腎臓は1度ダメージを受けると元に戻りません。最初の症状はおしっこに現れます。こまめに血液検査や尿検査を行うことで腎臓病を早期発見し病気の進行を遅らせることが期待できます。
腫瘍
犬では約50%、猫では30%が「がん」で亡くなっています
犬と猫の平均寿命は昔に比べて伸びています。それに伴い腫瘍を患う子も増えてきています。
体の表面の出来ものに気がついて来院される飼い主様もいらっしゃいますが、病院で血液検査やX線検査、超音波検査などを行いはじめて見つかる腫瘍もあるため定期的な健康診断をおすすめしております。本院は手術や抗がん剤にも対応しております。
内分泌
タイトルタイトル
内分泌疾患は、ホルモンの分泌やその作用に異常が生じる病態の総称です。犬と猫においてもさまざまな内分泌疾患があります。
代表的なものとしては中高齢期に見られる糖尿尿やクッシング症候群・甲状腺機能亢進症などがあります。愛犬・愛猫の健康管理には定期的な健康診断を受けることをおすすめします。
血液
命を守る
血液治療
犬や猫にも、白血病や血小板減少症などの有名な血液疾患が存在します。これらの疾患は、病気の発見が遅れることが多く、治療が遅れると死亡率が高まることがあります。難治性の病気も多く、一生涯にわたって薬を処方しながら治療を行うケースもあります。豊富な症例数と医療知識を活用し、動物の体への負担を最小限に抑えながら治療を進めることが重要です。
皮膚
すべての動物に
かゆみのない日々を
犬・猫の病気で一番多いのは皮膚・耳の病気です。若い頃はアトピー性皮膚炎、高齢になると内分泌疾患による皮膚病などもあります。クセのように毎日舐めている・顔を擦り付けるというのは痒みがあるためかもしれません。
治療はシャンプー・外用薬・内服薬と数多くありますが、飼い主様に行っていただくことが多いためどの治療が一番合うかよく相談していきましょう。薬浴も受け付けております。
整形
タイトルタイトル
犬や猫の骨や関節、筋肉、軟部組織に関連する疾患を診断し、治療する分野です。
足が痛い、引きずる、挙げるなどの症状がある場合、整形外科的検査を行い、適切な治療法を提案します。
神経
タイトルタイトル
犬と猫も神経疾患にかかることがあります。例えば、脳炎、脊髄疾患、神経筋疾患などがあります。
症状には歩行障害、けいれん、感覚異常、筋力低下などが含まれます。
犬猫の神経の健康を守るために、早期発見と適切なケアを心がけましょう。